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こんにちは、まゆナベです♪
Instagramでも情報解禁しましたが、TORATABIX&辻香音×まゆナベのコラボ制作チームでが始動します。
Instagramに専用アカウントを作りましたので、ぜひフォローお願いします♪☟
そして、我らの辻ちゃん、TORATABIX’sラジオ「日本大百科」に出演中です♪
鬱屈した学生時代から現代の女優の道までのヒストリーとこれから。
ぜひお楽しみください♡
「TORATABIXの日本大百科」
私も鬱屈した中学時代だったので、ちょっと親近感♡
決定的に違う点は、
男子への接し方がわからなかった辻ちゃんに対し、
全くモテない私は、
「学年でぶっちぎりで美人でしかも一番性格イイ奴、私じゃない?」と思っていた点です。
なんでモテないのかわからなかったんですよね。
将来売れっ子漫画家になれるし、有望なのに。と。
完全にヤバい中学生Σ( ̄ロ ̄lll)!!
それでは本日もおはじめしましょう♪
謄写版の心臓部・ヤスリ沼
ヤスリの上に紙を置き、鉄でガリガリ削って、できた穴からインクが貫通して、印字する。
単純に言えば、これが謄写印刷。
ここで手描きするつもりで想像して欲しい。
太文字、細い文字、面で塗りつぶし…
色んな線が描きたくなるはずなんですよ。
謄写印刷に使用する削るペンのことを「鉄筆」と呼ぶ☟
コレも結構な沼でして。
筆先の形状の違いだけでなく、グリップ部のくびれなり形状が結構な肝なんです。
なんとなく、この筆の太さや形を変えたら思い通りの線が削れそうに感じるが、実際は違う。
謄写版の一番の肝は、「ヤスリ」だ
色んな種類の凹凸ヤスリがあるんですよ。
▲こんな装飾も、謄写印刷だったんですよ♪
紙ヤスリを想像するとわかると思うのですが、
40番の荒い目と、2000番の細かい目の上では
指の感触・ひっかかりが違うと思うんです。
これと一緒で、いくら筆を買えようが、癖のある目のヤスリの上ではうまく削れない!
因みに、この筆の肝は形もあるが、持ち方を変えてゴシックだのフォントを変えられるので、これから始めるならば、定番を一つ持つことをお奨めしたい!
因みに紙はこちらを使用しました♪
昭和30年代の用具
全然関係ない古書店の店主からの頂き物。
購入したのは、書き込みありの文字練習帳や教科書、レターセットだったのですが…
コレ買い取った時についていたから同封します。と頂き、謎だったモノ☟
セルロイドの下敷きの破片のようなもの。
でもすごく使い込まれていて、気になって保管していました。
が!!
発見したのです。
セルロイドの下敷き破片を用いて、縦線の塗りつぶしに用いた事実を!!
うおおおおー。
確かに文字関連の古書セットに紛れ込んだ古物だったもんな!!
ロゴの太文字。
たとえば「し」の字の縦線は、
ガリガリ縦に描くのではなく、
横線を細かく引いて表します。
その時、セルロイドの破片を充てることで、
真っ直ぐな縦線のような仕上がりになる。と。
なるほど!!!!
ちなみに右にある布は鉄筆を持つ手の下に敷くものです。
当時はお習字の下敷きに使う(現代のお習字はフェルトが多いかな?)ラシャを用いていました。
は~、セルロイド、嬉しかった!!
こーゆー瞬間、本当に時を超えて教わったようで感動します!!
因みに今回は2種類のヤスリを使用。
上の定番、王冠シリーズはロゴに使用(種類:方B)
下のヤスリは細い文字(所在地など)に使用しました♪(種類:方C)
いかがでしたでしょうか。
次回はついにガリガリしたモノで実際に印字します。
謄写版は当時講座があったほど大人気というか、必須な文具でした。
それを現代の素人中年、
ちょっと学んだだけで完璧にできる…わけがない。
お楽しみに!!
この荒れた手が物語る、生活感は置いておき、
画像は、新しい名刺デザイン。
私は私の結ぶ、ドラマティックなリボンが世界で一番好き!!
上手い下手、とかではない、
誰が何といおうが、自分の結ぶリボンは
突き抜けてセンスが良いんだ!!
突き抜けているのは、
勘違い力だけどな!!爆笑
つづく…
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参考資料
*「実用百科選書 標準謄印刷の仕方」菅野清人著(昭和30年発行の古書です)
*昭和時代に中学教員をしていた母談
*昭和時代に謄写版を使用していたおじ様談
*謄写版の人気ブランド「王冠印」の説明書とメモ
*各謄写版ブランドの古物に書かれた説明とメモ
*購入した古書店の資料、買取話などから
2023年3月1日 大安 まゆナベ♪