昭和初期の鼻緒の直し方
こんにちは、まゆナベです♪
一年がかりですが、徐々にHPが仕上がってきましたので、
溜まっている実験をUPしていきたいです!!
それでは本日もおはじめしましょう♪
ブチっと切れた鼻緒を、自分で直す方法
https://youtu.be/UAg59cegYgQ
これは昭和13年、おばあちゃんならぬ、お嬢さんの知恵袋的なモノです。まさにプライスレスな、そこらへんにあるもので直るんですね!笑
外出先で切れた鼻緒を直す方法
ブチ!!
困りますよね。。。
滅多にないことですし、
また、現代は近くに必ずしも鼻緒を挿げなおせる人がいるとは限らない。
ですから、可能であれば、一度ご自分でも挿げてみると、構造が分かって職人さんのジャストフィットさせる凄さもわかり、おススメです。
だがしかし!!
そんなことをする前に、切れてしまうのが現実。爆笑
昔の人はどうやって直していたのか??
それではご紹介♪
①前鼻緒がとれた場合
ここです↓
ここは簡単に説明すると、半分に折った紐(鼻緒)を、半分に折った別紐(前坪)で挟んで、下駄の下でやたらデカい玉結びのような形で止まっている状態。(ヒドイ説明。笑)↓
ですから、
はさんで・とめる
わけです。
それが、こちら↓
Uピン、というものです。昔の人も髪を結う際に活用しており、これは外出時に髪に刺してある確率が高いのです!!
で、コレをこうする↓
そうか!!こういう金具ありますよね!!なんで思いつかなかったんだろう。。。
因みに当時のポイントは”金具の髪留”でした。
ですから、画像のモノは少し固いタイプですが、100均にもよくある、やたら柔らかいタイプはスポっと抜けてしまいますので、要注意です!
②横緒が切れた場合
ここです↓
ここは難関!!なんせ、鼻緒の先を辿ると各々麻紐が出ているのです。それを下駄の下でとある絡(から)め方で留めているのです。
ですから、片方取れたら、もう片方も取れてます…
で!これはまさにプライスレスな方法で直します!!
それがこちら!!!
枝、または小石。
隙間にジャストフィットする小枝、小石などを拾って、
隙間をなくす。以上。大爆笑
とりあえず、下駄屋か、家まで辿り着けばよいのです。あとできちんと直しましょう。 これは、画期的新案ですね!!昔の知恵だけど!!笑
それでは、冒頭の動画、観てみましょう♪↓
https://youtu.be/UAg59cegYgQ
いかがでしたでしょうか
考えたらわかることも、意外と思いつかないモノですよね。
外出先で困ったら、ぜひ
❁参考資料❁
「少女倶楽部八月号 付録 少女物知り寶典」大日本雄辯會講談社(昭和13年発行の古書です)
2021.12.15 仏滅 まゆナベ♪