こんにちは。まゆナベです♪ 本日は連載中の「正絹を自宅で洗う」にて使用する、 ぜひ復刻したい古道具のお話です。 それではおはじめしましょう♪ ********************************** 「縮みを自宅で直せる?!昭和の名品」 昭和の初めの頃・・・ 「伸子張り」以外に、 天候に左右されず、畳一畳で張物が出来てしまう 家庭道具がありました 家庭洗濯で、縮緬や紅絹など縮めてしまった経験はありませんか? 昔は皆、クリーニングに出していたのでしょうか?? いえいえ、 「張物器」とゆう名品がありました 伸子に耐えられないアンティーク布地や縮んだ布さえ直せてしまうんです!! 現在も古道具屋さんでは流通している張巧社製の「張巧器」 本日は 揃っていないと難しいモノ・無くても良いモノ をご紹介します♪ 「張巧器」の詳細 私の実際に愛用している完璧品がコチラ↓ ※撮り忘れてしまいましたが、ものさし付きです 土台+棒3本+取り外し出来る棒2本+ロール↓ 取り外し出来ない棒3本はこの箇所↓ ロールを廻したり、抑えたりするストッパー↓ ロール部分↓ 実験では劣化のまま使用してますが、基本白布は張り替えるので なくてもOK♪↓ ロールには湯を入れる為、ゴム栓が付いています↓ 実はこのゴム栓、私は取替えており、 現代も簡単に入手できる為、これも欠品OK♪↓ 張物する布を抑える棒。あれば尚良いお品です↓ 説明書2種類。布地の種類別に張り方を説明 詳細記載の説明書は欲しいところ↓ 実は箱のフタ内側で唯一、 張る時の「指の動かし方」を説明しています。あれば尚良い↓ まとめると・・・ 【揃って欲しいモノ】 土台 取り外せる棒2本 取り外せない棒3本 ロールタンク ストッパー 押さえ棒 【後からでOKなモノ】 ゴム栓 白布(ロールタンクに付ける物) ものさし 【当サイトの更新を待って頂けるなら 無くてもOKなモノ】(爆笑) 説明書 箱 次回は、実際に縮んでしまった極小 且つ 布地に弱りのある アンティーク半襟を張物器で巾出しします♪ ぜひご参照下さい☆ *********************************** 参考資料 *「科学洗濯 洗張防水 汚点抜き 被服更正読本」日本被服更生協会発行(昭和12年発行の古書です) *張巧社製「張巧器」説明書 *********************************** 2018年1月22日(月) 大安 まゆナベ♪