こんにちは、まゆナベです♪ 愛用の張巧器紹介、止まってました。汗 今回は、まだまだ着たい訪問着を張るので カビ臭くならない為に、本体の布を張り替えます それでは本日もおはじめしましょう♪ ******************************* 【張巧器の布張替え】実験Ver 実際に使用していた方も知人の中におらず 見よう見まねの実験です もし、 実際に張り替えをご存知の方がいらっしゃいましたら ぜひ教えて頂きたいです!!! ①布をタンクから剥がす 測ってみましたら、約38cm×約54cm でした 似た布を使用すべく、今回薄手の帆布を用いてます ※洗濯又は漂白して使用、と説明書にありますが、 経年劣化激しいため、今回は新しく新調します♪ ※他社製の張物器はガーゼのような布地が付いてますので、 用途に合った素材でしたら何でも良いと思います ※色移りを防ぐため、必ず「白い布」を用いて下さい ②同サイズにカットした布を貼り付ける ここで素朴な疑問・・・ 「張物器って、耐熱糊の必要があるのかしら・・・」 調べましたら、張物器の説明書の端にこんな一文が! 「普通の糊」・・・ってどれ???どんな種類?? この商品が発売・普及していたのは、おそらく昭和12年前後 その頃普及していた糊を探すことにしまして(←調べ出すとノンストップ人間。爆笑) 当時大手といえば・・・ ↑ヤマト糊 ↑当時のポスター。 ※ヤマト株式会社様HP会社概要より画像お借りしました 糊ですよ?!ちょー可愛いっ!!涙 ※ヤマト株式会社様HP会社概要より画像お借りしました ↑あ~もう!お洒落っ♪♪ ヤマト糊の現在の看板商品といえばコレ↓ 息子氏のリアル愛用品のため、若干中身少な目。爆笑 身近な歴史を調べると楽しいもんですね! 大ブームのヤマト糊も、戦時下の・・・・ おっと!!!脱線!!!!!張物器の話に戻します (ヤマト糊について熱く語りたいので、またの機会にpickします。笑) 今回は1975(昭和50)年に発売した「アラビックヤマト」を塗ってみました♪ ↑改めまして、タンクに ぬ~りぬり ↑一周分巻きまして~ ③完成♪ ↑ふふ~ん♪この真っ白さ!!なんと気持ちのよいことかっ!! ちょっと端がズレてたけど!!!爆笑 最新の道具ももちろん大好きですが、 一つの道具を一生大切にしていくのも、また素敵ですね♪ 張物器はオークションでも定期的に見かけますし、 以前pickしましたが、不足があっても使用できる部品もあります 張物器について ↑文字クリックしますと、当サイト内の記事へ飛べます♪ 手軽に扱える張物器。ぜひ引き継いでいきたい逸品です☆ ***********************************参考資料 *張巧社製「張巧器」付属説明書(発売日の詳細不明) *「COMZINE」取材のヤマト株式会社製品についての記事(2009年11月号) *「科学洗濯 洗張防水 汚点抜き 被服更正読本」日本被服更生協会発行(昭和12年発行の古書です) 2018年3月19日 仏滅 まゆナベ♪