【内職】昭和14年の主婦のお給料って??
こんにちは、まゆナベです♪
昨日キモノ葉月さまのインスタ&TwitterでUP頂きました半襟ちゃん↓
昨年は『染めを始める!』と目標をたてていたので、
ギリギリですが、2019年末に納品しました★
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私、自宅で一室和室を頂き、染めや刺繍を日々しているのですが、
実はこの生活、昭和14年の古書で見た『内職特集』を再現しているんです♪
ところで昔はコレ、どのくらいの時間で、いくらで作っていたの?
それでは、本日もおはじめしましょう♪
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【昭和14年の刺繍内職を令和の円で覗(のぞ)いてみた】
昭和14年当時の工賃を、現代価格で調べてみました↓
【刺繍の工賃】
か、か、可愛いーー!!
[su_box title=”*条件*” box_color=”#e6253b” radius=”5″]●布代は先方持ちとする
●糸代も含む [/su_box]
●帯…14,200円~21,300円
●半襟…3,550円~7,100円
●着尺…21,300円~142,000円
へーー!意外と主婦貰ってますね!!
【必要な用具】
●初期の糸代以外は、1,420円~2,130円で揃え、糸を足していく
え?!安い!!刺繍の枠&枠を乗せる台だけで、数万円の令和よ…
【要する時間】
●帯一本…長くて一週間
【お薦めポイント】
●仕事は四季を通してありますから、婦人の内職としては大そう有利です
【心構えポイント】
●相当の信用を得るまでの苦心は並大抵ではありません
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激しく共感。無名のまゆナベ(=ω=。)爆笑
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最後に、私が一番驚いた刺繍内職がコチラ↓
手袋・靴下の刺繍なんですけれども、
いづれも、1日1ダース(!)作れて
”相当な利益を挙げられます”
ほほーーーう!!
なんと!!
1ダース=0.5円~2,130円/1日!!(当時の靴下刺繍価値)
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ん??
なんと!!なんと!!!!!
1ダース!!
0.5円~2,130円/1日!
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さらに!!!
『布地は勿論問屋が持ち、
糸代はこちらからだしております』
糸代マイナスっ(|||`□´|||;;)!!
ちなみに、この素敵な手袋は、1ダース=710円~3,650円也↓
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いかがでしたか?
内職といえば、昔ヘアゴムの内職をして、手にめちゃくちゃ強力な接着剤がついて、何百個納めても数百円でした
昔から決して甘くはない、主婦の内職。
私も刺繍販売を始めて早2年目に突入!!
思ったように成果が出ない事の方が多いです。
でも!続ける中で、自分の感性を客観的に見られますし、
ご縁を頂いた方の感想もダイレクトに聞ける事が多く、
大変なやりがいと、成長を得られます( ̄(エ) ̄)ノ”♪
気になった方は、今すぐ『キモノ葉月』または、『しらcoma』で
ショッピングタ~イム♪♪
この記事は2020年のモノです。現在はお取り扱いしていません。
2021年秋より「しらべ着モノ.coma直販ショーワンダフル」でオーダー半衿などを販売開始します。
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参考資料
*「内職に向く 実用手芸品の作方八十種」主婦之友社発行(昭和14年発行の古書です)
2020年1月7日 赤口 まゆナベ♪