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Model: @kanon_tsuji0819
Styling: @mayunabeeee
Photo: @toratabix
こんにちは、まゆナベです♪
最近、自分と向き合う時間が多くてですね、
いかに仕事しようとしていなかったか、それが最大の気づきです。大爆笑
ちょいと頑張ります。
それでもまた、一人でグフグフしてましたら指摘して下さい( ̄д ̄)♡
それでは本日もおはじめしましょう♪
新プロジェクト★いよいよ公開
TORATABIXことダイスケさんから「俺や辻ちゃんのことを考えるより、まゆナベさんのやりたいことは一体何ですか?!」と、喝を入れて頂き、
「夢二にでてくるお葉のイメージ」というテーマで初回スタイリングをしました★

私は昭和好き。でも着付け法はやっぱり西洋文化が入ってくる前の技術が根強く残っていた
昭和5年以前の技法や思考が好きなんですね。
それってどんな技術?ってことを寫眞でお伝えできるのは、夢二のお葉かなと思ったわけです。
ただ、私が最も大切に想っているのは、
「懐古主義にならず。温故知新で日本文化を、エンタメで身近に継承」
なんです。
ですから、寫眞の着付けや工夫は、全て現代に活かせると思います♪
その中から本日は、実は目立つ難所★お尻着付けのお話。
一文字で着付けよう

こんな風に一本の線の上に立っているような着付けを見たコトはありますか?
私が初めて身内以外で見たのは、成人式の着付けをして頂いた時でした。
ご年配の方に多く見られる技法かもしれません。
これは、お尻といいますか、脚の付け根の可動域をあらかじめ測って着付ける技法です。
仕上がりは、見た目すっきりブクブクせず、でもスカートの様な不思議な着心地が特徴です。
なぜ、こうしたか。
当時、大正昭和初期は釜戸・薪風呂・ぼっとん便所・井戸・土間など、屈伸開脚は必須の生活でした。
それを現代のようにキュウキュウに着付けてしまうと、
お尻の布に負荷がかかり、ビリッと行くわけです。
特にアンティークの絽や紗など、薄い夏物で経験された方も多いのでは?

「先日の長距離ドライブで、早速試してみました!お尻が楽でビックリ!!」とは、「ガバッと開閉衿★爆笑奥さま着付け講座」受講者さまの声。
この講座は、郷ひろみのジャケットプレイのごとく、ガバッと胸元を開けても戻せる当時の面白着付けを説いています。
その中に、この一文字着付けも登場するんです♪
なぜならば、私がこの講座で伝えたいのは、
当時の屈伸開脚暮らしの中で、毎日「きもの」を着ていたことに納得いく着心地を、全身で体感して欲しかったからです。
洋服の普及にも納得です。
いつの間にか、着物はお一人様一つの着付け法になってしまったからです。

現代物・アンティーク着物・新素材の作家着物などなど。
素材で分けたらもっと多い。
それを一つの着付け法で着ると、時々、無理が生じるんですね。
お洒落に欠けてしまうこともある。
洋服のブラウスのように、かっちり第一ボタンまで留めるのか。それともインナーを魅せたり、お袖をロールアップしてみるか。
そんな風に、どうシワなり丈をデザインし、快適に動けてお洒落でいるか。
それがいつの間にか、和装・着物から抜け落ちた気がしています。
ですから、当時のように都内で8割以上の人が着る(※)ほどの普及は、難しいと思っています。
(※考現学参照の数値)
色んな着方を知れば、もっと着物ライフは楽しくなる!
その中の一つに、大正・昭和時代の着付け法があれば私は嬉しいです!
それでは、また♪
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【本日のおまけ】
いくら一文字着付けで裾を合わせても、
腰紐一本しくじれば、このように裾は落ちるわけです。
着物は難しくない。苦しくもない。腰紐をマスターすれば。爆笑
辻ちゃんも絶賛★まゆナベの着付け法、ぜひトライしてみては♪

歴史をエンタメで継承!
昭和レトロ全開おもしろ着付け講座

いつでも好きな時間に好きな箇所を学べる動画講座♪お出かけ前にサクッと復習にも便利。雑学編では大正から昭和のお道具を実物で解説紹介。一度受けたら何故かヤミツキになるシュール講座はこちらから。ご縁お待ちしております♪☟
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2023.4.14 先勝 まゆナベ♪